羽生選手、全日本選手権優勝、おめでとうございます!羽生選手記事より

2020年12月27日

羽生選手の演技、振り返り!

羽生選手の言葉が記載されている記事も多くて、記録しておきたいのですが、まずは大切なのは、今回のプロトコルですね。ということで、ペタリとしておきます。

まずはSP。「Let Me Entertain You」

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 ちょっと着地が詰まり気味な感じのジャンプになっていたので、加点はこれくらいになるのかなーって思いました。もっと良いGOEが出せるので、ここら辺を羽生選手も練習で完成に近づけていくのかな。
 スピン、それ自体はとても良いのですが、曲に合わせる(テンポとか、尺とか)ことの難しさが出たのでしょうね。ツイズルから入るスピンはとてもカッコよいのですが、尺が合わなくて、スピン自体に影響がでてしまうのなら、なくしてもいいのかしら(でもほしいけど・・・羽生選手のツイヅルは最高だし) ここもきっと修正して、スピンがより正確にできるようになって次の試合は臨まれると思います。スケート連盟から「スピンノーバリュー」についての公式な見解が出ましたね。
こうやって、疑問について、見ている側が説明を求められるのはとても良いことです。すべてが・・ってわけではないですが、今回のノーバリューについては、元プロスケーターの方や、指導者、解説者の方も断言できるものではなかったようだったからこその、説明責任ですよね。フィギュアスケートってただでさえ、陰謀論が沸き起こりやすい競技ですので、これからもこういう説明責任は果たしていただきたいと思います。
 SPで何が一番いいのかというと、ステップですよ!ステップ!このカッコよさは尋常じゃないです!レベル4だし、GOE高いし、私だけが「キャー!かっこいいー!すてきー」と思っているわけじゃない(素敵でレベル4とは関係ないですが)とっても難しいことを、あれだけ曲に合わせてカッコよくこなせるのがすごいんですよね。ぜひ、このプログラムは引退後も定番でお願いしたい(レックレもお忘れなきよう!)パリ散、レックレ、このSP(これはどんな略し方になるんでしょう・・羽生選手)だけでも「羽生結弦ライブ」ができますね!私はもともとロック系が(若いころは)大好きだったので、とてもうれしいです。盛り上がってヒューヒューいって、こぶしを突き上げたい!
 えっと、話を戻します。
 今回は103点でしたが、①フリーのようなジャンプを跳べば、GOEは全体でプラス3、②スピンノーカンがなければ基礎点+GOEで4点は超えると思われます。そして①②が合わさればPCSも1~1.5点上がると思いますので、完璧であれば112点はいくかな!!!(希望的観測です)



 そして次は、日本中を「すげえ」「神」「人外」「異次元」の渦にしたFSのプロトコルをペタリ。

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 ジャンプは文句なしでしたね!もうちょいGOEが上がっても不思議ではないんですが(3A-2TはGOE3超えてもよいと思うのですが・・・)、日本は羽生選手に渋いというか、できて当然だというところからスタートしているのか、よくわかりません。これが海外での試合だったら、もうちょっと出来栄えを評価してもらえると思うのですが・・・。とにかく私的には素晴らしかったです!あとGOEプラス0.5で!
 スピンも慎重さがみられました。最後のスピンのレベルが3であることとVが付いたことは、テクニカルの厳しい目ってことでしょうね。(今回、全体的にそうでしたっけ?ほかの選手もいろいろありましたが・・)でも次からは修正できるくらいのことですし、羽生選手はもう考えてると思います。で、ここでも基礎点+GOEで1点はアップできそう。
 ステップシークエンスは、フリーだとよくレベル3になりますね。曲に合わせて滑ることが第一義になっているから、「ほら、ステップしました!」って感じでブツブツ切られた感じで滑るようにするのか、シームレスで行くのかの兼ね合いが難しいところですね。きっとできるで、GOEプラス1点。
 するとTESで121点越え(一時はカウンターでそう出ていましたよね?またレビューかかったのかしら・・・テクニカル)でしたから、それくらいはいくのでしょう。そうであればPCSも98点越え(羽生選手の良い演技の時には時々ありましたね、この点数)なるから、完璧ならば220点に手が届きそうです。
 ・・・・SP/FS合わせて332点かあ。羽生選手ならできそうだなー。うん。

 コロナ自粛の中、羽生選手も一人で練習、葛藤を抱えながらも続けてこられたんですね。本当にどの選手も多かれ少なかれ、影響を受けてしまった今回の世界的な流行が、早く収束してくれることを願うばかりです。
 優勝した羽生選手は、世界選手権の出場を決めました。世界選手権の行われる予定のスウェーデンでは、人口1000万人のなか、コロナ感染での死者数が8000人超だということですが、集団免疫獲得の是非はともかく、「3月に開催できるのかできないのか」はまだ分かりません。変異種もヨーロッパで確認された(日本も空港で確認されたそうで。ANAさんはじめ、空港関係者の方々のご苦労、ご心痛は察して余りありますね)ということで、開催は慎重に見極めていただきたいところです。
 つい先行きを考えると、明るい話題にはならなくなりがちですが、羽生選手もそこのところを考え、出場を決め、そして実際に演技を見た人たちに笑顔や感動を与えたということは素晴らしいことですね。私も自分の行動で、人の心を明るくしたり、不安を解消したりできる力があるのではと思い始めました。一人一人ができることをしていくことの大切さを、あらためて感じさせていただいた羽生選手の演技と言葉になりました。
 羽生選手ファンの皆様。そして新しくファンになられた皆様。これからもご一緒に、羽生結弦というスケーターを応援していきましょうね~。

 さて、次はあちこちに散見している羽生選手の記事、言葉をまとめておきたいと思います。
何よりも羽生選手本人が語っている言葉が一番。
「痛かったか、お前」とプーに語り掛ける羽生選手の言葉も宝物ですね。
 

kamo3777 at 14:34│Comments(0)

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羽生選手、全日本選手権優勝、おめでとうございます!羽生選手記事より